もともと、保育園は児童福祉法のもと、保護者の代わりに子どもの保育を行う施設、幼稚園は学校教育法に基づき教育を行う施設です。そのため、それぞれ子どもを預ける目的が異なります。
近年、親の働き方が多様化することに伴って、「必要なときだけ子どもを預けたい」、「子どもを預けるなら保育だけでなく教育的なことも行って欲しい」といったように、ニーズも多様化しています。
また、従来の幼稚園では定員割れが起こる一方で、都市部では保育園に入りたくても入れない待機児童が増えるという問題が続いています。
このような背景から、従来の保育園や幼稚園の枠組みを超え、就学前の子どもを対象に保育と教育を一体的に行う施設として「認定こども園」が新しく誕生しました。認定こども園とは、保育園と幼稚園の両方の良さをあわせ持っているのが特徴で、4種類に分類されます。
種類 | 内容 |
幼保連携型 | 保育園と幼稚園の両方の機能をあわせ持つ単一の施設。小学校における教育とのつながりを持ち、小学校との交流も行う。 |
幼稚園型 | 公立・私立の認可幼稚園が、保育園的な機能を備えて認定こども園としての機能を果たす。保育が必要な子どものため0歳児から保育してくれる場合もある。 |
保育所型 | 認可保育所が、幼稚園的な機能を備えて認定こども園としての機能を果たす。就労していない保護者の子どもも受け入れてくれる。 |
地方裁量型 | 認可外である保育・教育施設が、地域の規定や実情に応じて認定こども園として必要な機能を果たす。 |
令和7年度新入園児募集について
◆願書配布◆ 9月2日(月)より、各園にて毎日配布です
◆願書受付◆ 11月1日(金)午前9時より、各園にて受付中
●優先入園(卒・現園児の家族と近隣の徒歩園児)はありません
すべて11月1日(金)以降に願書受付となっております。
詳細については各園にお問合せください。